教えることを疎かにしてはいけない

こんにちは。オフィス謝府礼の阿部です。

教育とは文字通り「教え育てること」を言います。しかし、教える側も教わる側も人それぞれ。まだ自我が育っていない幼児や子供を教育するのと、成人した大人に仕事のやり方を教えるのとでは、自ずとその訳も違います。

学校をでたばかりの未経験者ならまだしも、それなりの現場経験をもった中途採用の人たちであれば、なおのこと教育に対するハードルが上がることは容易に想像できます。自らの主張を押し通すような教え方では、よほど万人が納得するほどの説得力と根拠がなければ、多くの人をあってほしい方向に導いていくことが難しいのは想像に難くなりません。

 

 

 

▽教えることを疎かにしてはいけない

組織において教育を行うためには、組織としての文化がつまったマニュアルであったり、組織として「こうあってほしい、こうなってほしい」という到達目標と一定の評価軸をもった教育体制を用意し取り組むことが重要になります。

介護人材不足が何年も前から言われてきたなかで、人材不足を補う切り札として技能実習制度が介護にも拡充され、また新たな在留資格制度を設けたりしているものの、コロナ禍によって人の移動は容易ではなくなってしまいました。

 

日本と他国を比べたときの「日本の優位性」が薄れてきているとも言われるなかで、外国人を頼りにするにはあまりに不確定要素が高くなってきているといわざるを得ない現状があります。

定着率がよくない病院や施設は、人材獲得に直接かかるコストも教育にかける時間も、より多くの労力が必要になってしまいます。教育体制の整備をはじめ、勤務環境の改善にむけた取組みが重要です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です