0.004%、0.1%、-0.84%、-1.19%、-0.46%、-0.94%… これがなんの数値か医療機関の経営者であればすぐにピンとくることと思います。ここ10年の診療報酬の改定率です。

 

多くは薬価の引き下げがその比重を占めているため、いわゆる本体部分は1.379%、0.73%、0.49%、0.55%、0.55%、0.43%と辛うじてプラス改定が保たれていますが、2000年以降1%を超える本体部分のプラス改定は2回しか実施されていません。

 

日本経済はバブル崩壊後の失われた20年が、いまでは30年となり、長いデフレから抜け出せないままでいるだけでなく、少子高齢化による働き手の減少で、社会保障制度の在り方そのものが問われています。

 

このような環境のなか、医師をトップとする経営形態の医療機関で、医師一人が診療も経営も担っていくことには大変大きな負担が伴います。

 

■経営企画室の役割

 

経営企画はトップのヴィジョンや方針を見える形にし、戦略の立案や実施を担います。自院のポジションを知るための市場調査、そのなかで自院の特徴を知るための内部調査を、事務長をはじめとした院内各部署と連携をとり実施し、目標と計画に落とし込み成果をあげていく役割が経営企画には求められます。

 

 

 

院長の参謀となる役割を担う経営企画室の業務、私たちオフィス謝府礼にご相談ください。

 

technology, internet and application concept – hand holding smartphone with virtual chart