TeamとGroup

こんにちは。オフィス謝府礼の阿部です。

先日行われていた野球のWBCの余韻がまだ冷めやらないですが、試合をみていてふと「チームとグループ」というとき、そこにはどんな違いがあるのか頭をかすめました。

 

▽WGかWTか

組織内で一定のテーマと目的を持って、ある目標へ向かって取組みをはじめるような場合、WG(Working Group/ワーキンググループ)やWT(Working Team/ワーキングチーム)を組んで取り組むことが多いと思います。

このとき、皆さんはどちらの呼称を用いますか?

個々呼び名へのこだわりがあるとは思いますが、私は意識してWT(Working Team)という呼称を用いるようにしています。

 

▽Teamという意味

いくつかの辞書によれば、チームとグループは次のように記されています。

【チーム】

ある目的のために協働して行動するグループ。スポーツや共同作業についていわれる。

【グループ】

共通する性質によって一つにまとめられた集団。行動を同じくする人々の集団。

(引用:コトバンク)

 

上記から、チームとは「ある目的のために協働して行動する集団」であることが分かります。チームに集まる人たちは必ずしも属性が同じである必要はなく、それぞれが個性を持ちながらも同じ目的・目標に向かって行動する集団であれば良いわけで、目的が達成されたらまたそれぞれの場所に帰っていけば良いのだという理解です。

ここに、グループとチームという呼称の大きな違いがあります。

 

▽チームにおける流動性

「流れる水は腐らない」と良く言われます。チームもずっと同じメンバーでは、いつか慣れあいが生じてしまうことがあるかもしれません。

そうなると緊張感もなくなり、動作や行動は緩慢になってしまいます。良い緊張感を保つためには、チームにも目標にも、少しの変化と流動性があることが有益です。

そのようなわけで、私はプロジェクトにあたっては、WTという呼称を好んで使用しています。

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