こんにちは。オフィス謝府礼の阿部です。
自宅の近所に2つのセブンイレブンがあります。バス停にちなんで、T店、I店としましょう。規模的にはT店のほうが若干大きいのですが、郊外のコンビニエンスストアだけあって、どちらも駐車場は普通車で10台近く停められる広さがある店舗です。
同じフランチャイズなので品揃えもほぼ似通っているこの2店舗ですが、決定的に違うことがあります。それは「接客」。
個人的な印象としてT店のほうは接客が悪く、買い物をしても気分が良くないのであまり使わないのですが、もしかしたら自分の態度が悪く、私だけが感じることかとも思っていたところ、ある時家族に聞いてみると同じ印象をもっており、よほどのことがない限り少しだけ歩く距離は延びるけどI店まで買い物に行く、という回答に驚いたことがありました。
▽組織の色
なにがこうした差を生むのか気になったので、それぞれのコンビニを使うときは普段以上にアンテナを張って観察してみたのですが、夜は10代後半から20代前半の若いアルバイト男女の店員という構成にあまり違いは見られませんでした。
しかしある日、自分なりの一つの解答を得ました。それは、「T店のほうは店長がレジに立っていても印象が悪かった」のです。
組織の大小を問わず、人が集まればそこにはなんらかの「色」がつきます。そしてその「色」は、その集団の中心にいる人に左右されることが多いということを、私たちは経験を通して知っています。