amazonが中小薬局と連携し処方薬販売のプラットフォーム構築へ

9月5日の日本経済新聞に、「Amazon、処方薬ネット販売に参入 中小薬局と患者仲介」という記事が1面トップで掲載されました。

記事によれば、アマゾンが検討している新しいサービスは「患者がオンライン診療を受けたのち、アマゾンのプラットフォームでオンライン指導を受けられる薬局を選択、指導後は処方薬が自宅等へ配送される」という仕組み。

 

                               注:記事をもとに編集

 

オンライン診療はまだ期待されているほどの普及をみせていませんが、来年の電子処方箋の導入が本格的に始まれば、症状が安定している患者の通院負担を減らせるのは確実で、患者の利便性は高まることから、オンライン診療の普及に弾みがつくことも想定されます。

当面は、アマゾンが直接薬局を経営するわけでも、薬を販売するわけでもなく、あくまでプラットフォーマーとしての立ち位置で仲介をするというポジションのようですが、寡占化が進んだ調剤薬局の在り方に一石を投じることになるのか注目されます。

ただ、単にプラットフォームへ登録していても選ばれるということにはなりません。普段から情報発信を欠かさず行うことが、患者からの信頼を得る一助になると認識しています。こうした点にしっかりと取り組むことが重要なのではないかと考えています。

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