顔認証付きカードリーダー導入の補助金が拡充へ

マイカードを保険証として使った場合に算定される加算を巡って、「まるで罰ゲーム」という印象を与えることとなった22年4月の改定内容が、早くも修正の方向に向けて舵がきられました。

オンライン資格確認の原則導入を目指す国は、義務化へ向けての設備導入を支援するため、令和4年6月7日から同年12月末までに、顔認証つきカードリーダーを申し込むとともに、令和5年2月末までにシステム事業者と契約を結んだ医療機関(保険薬局含む)に対し、補助金の上限額を従来の100万円ほどから倍の200万円までに引き上げる方向を決定しました。

 

 

 

コロナ関連の診療報酬の特例や融資条件の緩和等で現金を積み増すことに成功した医療機関は多いと認識しています。通常、補助金は必ずもらえるとは限らないものですが、本件に関して言えばほぼ100%の申請通過が見込めることから、このタイミングで投資をする選択というのも悪くない意思決定だと認識しています。

 

出典:中央社会保険医療協議会 第527回(令和4年8月10日) 個別改定項目(総ー8-3)

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