さる9月20日、令和3年度実施分の医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査(医療監視)の結果が公表されました。
詳しくはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001304363.pdf
毎年1回行われるこの検査は、病院が医療法および関連法令により規定された人員や構造設備について、適正な管理が行われているかを検査することで、良質な医療サービスが提供できる場にふさわしいものとなるよう管理指導することを目的として行われます。
検査結果のなかでは、適合率が低かったものとして、診療放射線の安全利用のための研修の実施状況や検体検査に関するものが上位に入っていました。同検査内容については、事前にチェックシートが送られてくるのが通例だと思われますが、厚労省のウェブサイトでも立入検査要綱などが公表されているので、これらを参考にするのも良いでしょう。
医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱(令和6年5月)はこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001260077.pdf
また近年の新しい傾向として、サイバーセキュリティ対策の対応への進捗が確認されているかと思います。
サイバーセキュリティ対策のBCP策定が将来的に求められるのは必須。
いまのうちから、準備を進めていくことが有益です。
厚労省によるサイバーセキュリティ対策の関連サイトはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/johoka/cyber-security.html
2024年9月30日
オフィス謝府礼 代表 阿部 勇司